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ジオラマエンタープライズはリアルな情景模型作品を主に紹介しています。

BOEING777 1:200Scale製作資料 

B777 旅客機プラモデル

  • B777 ANA(全日本空輸)作品ページ
    プラモデル製作の上で、どの機材で製作するかを先ず決めましょう。付属のデカールではJA701Aが作りやすいようになっていますが、数字のみのデカールもある為、お好きな機材を作ることが出来ます。仕事で関わった機材、旅行で乗った機材など、人それぞれ様々な想いを形にしてみて下さい。
  • B777 JAL(日本航空)作品ページ
    ここではハセガワ製200分の1サイズの旅客機プラモデルの中の、Boeing777のJALの製作方法をご紹介します。プラモデルの製作には時間が必要です。何機か製作した中で、どのような時に失敗するかなどを体験した上で、出来るだけ効率良くミスなく製作出来るように手順化してみました。作業環境やお持ちの工具によって個人差があると思いますので、プラモデル製作方法の参考としてご覧頂ければ幸甚です。JAL(新鶴丸)のデカール貼り作業ではJAPANAIRLINEの文字がL2ドアとR2ドと重なります。位置決めが非常に重要になります。画像を参考に位置決めをして下さい。B777-200とB777-300で位置が異なりますので注意してください。
  • B777-200LR エアカナダ(旧カラー)製作
    エアカナダのB777-200形機はLRという長距離仕様となっています。エンジンはB777-200ER形機のパーツで製作可能なおで、JALのB777-200ERをベースに製作することにしました。BOEING777-200のエアカナダはロングラン仕様となっています。主翼の先端はB777-300ERににた形状です。窓埋め位置は右舷左舷ともに、先頭から4個までを窓埋めします。デカールはハセガワで販売されていません。2018年現在輸入品のみ販売されています。手元に届くまでに時間を要するので早目に注文されることをお勧めします。デカールの内容ではレジ番号は701番です。
 

BOEING777機種別サイズ早見表

  777-200
(772A)
 777-200ER
(772B)
777-200LR
(772C)
 777F 777-300
(773A)
 777-300ER
(773B)
全長 63.7m  73.9m
全幅 60.9m 64.8m   60.9m 64.8m
胴体径 外径6.19m 内径5.86m
エンジン GE90-76B
GE90-77B

PW 4074
PW 4077

トレント875
トレント877
トレント884
トレント892
GE90-85B
GE90-90B
GE90-92B
GE90-94B
PW 4084
PW 4090
トレント892
トレント895
GE90-110B1  GE90-110B1L   GE90-92B
PW 4090
PW4098
トレント892

B777-200 B777-300共通部品組立

ハセガワ旅客機プラモデルのB777-200とB777-300はボディー以外は共通部品となっています。まずはパーツが全て入っているか取扱説明書と照らし合わせて確認してください。ボディーの組み付けも確認しましょう。万一欠品や不良部品があった場合はハセガワさんへ連絡すれば対応してくれます。プラモデルの製造工程でパーツに金型からの剥離剤(油)が付着しているので、中性洗剤で洗いよく乾燥させます。温風での乾燥は絶対に避けて下さい。プラ素材のため溶けてしまいます。コストはかかりますが、ギャツビーなどのボディー拭きシートも使えます。準備が出来たら、窓をシースルーにするか、パテ埋め後デカール表現のどちらにするかを決めておきましょう。

車輪の製作

旅客機プラモ部品の紛失を防止するためにタイヤパーツのランナーを片方のみカットしてバリを削ります。多少値段が高くても、バリを切り出し時のパーツは破損防止の為に、プラモデル用 ランナーカット 超薄刃ニッパーを使用することをお勧めします。タイヤブラックを筆塗りで塗装します。丸くて細かいパーツの為本当にすぐ紛失しやすいです。タイヤブラックを乾燥している間にエンジン内部パーツの作業をします。
タイヤの塗料が乾燥したらギヤを組み立てていきます。特に後ろギアのカバーの向きを間違えやすいので取扱い説明書を確認して接着して下さい。

エンジンの製作

B777 エンジンの製作エンジン部品の中でも紛失しやくすく、付け間違いをしやすいのがエンジンの機体側にある気流安定化の突起です。画像のようにランナーに残った状態で接着してしまえば、両エンジン共に向きを間違えることもなく部品の紛失も防止できます。

ボディーの組立準備

B777の製作オモリはネジを差し込むためプラスドライバー(大)が必要です。ネジは奥まで入れずにコックピットの面と平になる位まで入れた後、コックピット窓自体を塗装してデカールで表現と透明窓パーツを活かしてシースルーにするかの2パターンになります。シースルーにする場合は黒く塗ると完成時にリアルになります。


ボディーの組立

窓埋め部分のボディー裏面の0.5mm厚プラ板を接着します。流し込み接着剤をプラ板の接着面に塗るとプラ板が柔らかくなり、ボディー裏面に密着しやすくなります。 表面から窓の凹み部分へ瞬間接着剤を流し固まったらパテを充填します。溶きパテを使用する場合はヒケる(乾燥するとへこむ現象)ので出っ張る位盛ります。加工部分を実際の機材を元に考察しました。機種や航空会社によって窓埋め位置が異なります。各作品ページの窓埋め図を参考にして下さい。

※窓をデカール表現にする場合はすべての窓穴にこの作業を行います。

翼の製作

翼中央部のニュートラルグレー部分をマスキングし塗装します。主翼マスキング写真

主翼上部は接着して組む前でも塗装可能です。下面は組んだ後でなければ塗装出来ない構造です。主翼塗装後写真

水平尾翼は一枚のパーツで構成されている為、作業は塗装のみです。



デカール貼り作業

ボーイング777 プラモデルボーイング777 プラモデル

デカールを貼り付ける部分にマークセッターをたっぷりと塗ります。水に浸したデカールを貼り付け位置に合わせて、台紙の方をスライドさせて貼っていきます。ぬるま湯を使うと早いというやり方も聞きますが、デカールが柔らかくなり破れやすくなるため、水を使っています。


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応用

プラモデルの成形のまま使用すると、地上仕様か飛行仕様のどちらかに決めなくてはなりません。これは、ギアカバーが期待と一体のためです。そこで、ギア自体にギアカバーを表現することで、前輪の脱着が選択が可能になり、地上仕様か飛行仕様を選択できるようになります。


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