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リアルな模型を更にリアルにする為の技術を研究しています。。

料金所模型ジオラマの製作

高速道路料金所ジオラマ

高速道路や有料道路を通行する際に必ず通過するのが料金所です。模型化するととても細かい機器類の表現が必要なためか、メーカーなどからは製品化されていません。ということは自作をるすしかありません。高速自動車道路のインターチェンジにあるのが料金所です。今回はその料金所を様々な素材を駆使して製作してみます。

「料金所とは」

料金所には有人の施設と無人の施設があり、有人の場合には、現金・クレジットカード・プリペイドカード・回数券などにより、また、無人の場合にはETC・自動精算機などにより料金を徴収します。また、車線上に置かれて実際に料金を徴収する設備を料金所ゲートと称する場合もございます。料金所は場所によって様々ですので、どれが正しい形状という答えはありません。但し規定サイズなどは守って製作するようにしましょう。

「料金所規格参考資料」

料金所にはETC通過レーンというものがあり、最近は水色と白色の矢印的デザインとなっています。これにも規定があり、白部分の長さが2m、水色部分の長さが4mです。幅は3m〜3.25mとなっています。料金所の天井高さは5.5m程(目安)で製作すると良いでしょう。但し、天井高については、料金所によって様々なので、これといった正解はありません。


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ジオラマ動画リンク

料金所Nゲージサイズ模型 製作方法


料金所ジオラマ(大)


高速道路の料金所ミニチュアをペーパーをメイン材料での製作過程動画です。
詳細ページは「ジオラマエンタープライズ」若しくは「リアルを更にリアルに」で検索して下さい。
■動画説明150分の1サイズ(Nscale)にて高速道路ジオラマ(料金所模型)を製作しました。バスコレクションやカーコレクションなどの展示に向いています。自作の細かい部品を多用しています。繊細な作業が多いです。是非ご覧下さい。厚紙、プラ材、金属線など様々な材料を使ってリアルな模型にしました。ミニチュアワンダーランド的なリアルさを追及しています。


料金所模型料金所模型料金所模型

  • 各パーツを垂直になるように接着していきます。屋根板部分は湿度や天候によっては沿った状態になるので、平らな作業スペースにてスケールを当てながら側面パーツを接着して下さい。
  • 屋根縁石部分を組み立てました。写真はニュートラルグレーとガンダムマーカーアイグリーンにて塗装したものです。エメラルドグリーンに近いです。
  • 塗装が乾燥したら、信号機や標識を接着します。支柱に装着される標識の下辺から路面の高さは1.8m以上という規程があります。150分の1だと20mm以上空ける必要があります。

料金所模型料金所模型料金所模型
  • 料金収受員が対応するためのブースと縁石を製作します。2か所の内、自動収受機と料金収受ブースの2つを製作します。
  • ゲートが出来たら、使用するジオラマボードやイメージする情景に合わせて、路面の表現をします。
  • 大まかな部分を厚紙にて製作しましたが、紙のみでは表現が困難な部分も出てきます。プラ素材や、金属棒を活用して標識類を表現します。高速道路本線の側壁と料金収受ブース屋根にはTOMIXワイドレール用側壁を使用しました。

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料金所模型料金所模型料金所模型

  • ゲートを接着したら、標識や機器類を接着していきます。綺麗に垂直に接着することで完成度が大きく異なります。
  • 一般レーンが通行止めになった場合の為に、ETC専用レーンには自動収受装置、又は自動支払機が設置されています。
  • ETCレーンの料金表示や梯子などのパーツはTOMIX近代型ホームに付属していたパーツを使用しています。

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料金所模型料金所模型料金所模型屋根の部分の色を変えることで、雰囲気も大きく変わります。実物の料金所から考察して、お好みの色にしましょう。

料金所模型料金所模型
屋根下の見えづらい所の機器類や標識も再現することで、大変リアルなジオラマになります。改造やメンテナンスをできるように屋根は取り外せます。
料金所模型料金所模型料金所模型料金所模型料金所模型
料金所模型

料金所ジオラマ(小)



「ジオラマ全景写真」

料金所

料金所
面積 長さ約160mm 幅約80mmの中にコンパクトにまとめてみました。


ドライバー視線で撮影

料金所料金所
標識類などの細かいパーツ(素材)を多数入れたため、実際のドライバーの目線で眺めても大変リアルな出来になりました。ETCレーンの道路表示は特に躍動感さえ感じられます。

完成後撮影

料金所 標識などの細かいパーツを多用しているため、大変リアリティーを高く感じられる作品です。

背景画を用いることによって奥行感のある大変リアルな情景に生まれ変わります。
背景画の用意にはご自身で撮影しても良いですし、カレンダーの風景写真を使うなどの方法もあります。



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