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ハセガワプラモデル1:200 AIRBUS組立

AIRBUS321neo ANA組立方法

エアバスA321はA320型を大型化した機体です。同社のあ320シリーズを拡大させるため1989年5月に計画がスタートしました。大きな改善点は主翼前後で延長されて胴体です。主翼前部が4.27m、後部で2.67m延長された胴体はア3210より6.94m長くなり最大で200隻が設けられるようになりました。機体の大型化に伴いA321のエンジンは水力増強型のCFM56かV2500が採用されました。

ANAはエアバスA321neo(new engine option)を日本で初めて導入しました。燃費効率の良いエンジンとシャークレットと呼ばれる大型のウィングチップを装備し、すでに運航している同社のA321neoと比べ燃費効率が15%向上しています。座席総数は194席で、8席のプレミアムエコノミーシートは電動り暗いイニングを採用しています。A321neo1号機は、2017年9月8日に羽田空港に到着し、9月12日より運航を開始して主に羽田発着の国内線で活躍しています。
エアバス321 ANA プラモデル



フライチーム ANA A321リンク
ANAオフィシャルサイト


組立作業に入る前に

まずはパーツが全て入っているか取扱説明書と照らし合わせて確認してください。ボディーの組み付けも確認しましょう。万一欠品や不良部品があった場合はハセガワさんへ連絡すれば対応してくれます。プラモデルの製造工程でパーツに金型からの剥離剤(油)が付着しているので、中性洗剤で洗いよく乾燥させます。温風での乾燥は絶対に避けて下さい。プラ素材のため溶けてしまいます。コストはかかりますが、ギャツビーなどのボディー拭きシートも使えます。塗料は予め用意しておきましょう。このページを印刷してホビーショップなどで探して頂くと便利です。
1/200 全日空 ボーイング777-200【4】 ハセガワ [ハセガワ 4 ANA B777]

ボーイング777-200トリトンブルーを製作する

難易度

作業内容  難易度  備考
 成形・組立  ★★☆ 窓埋め箇所が無いためすぐに組み立て作業に入れます。ボディーの組み付けが良くパテによるすき間埋め部分はわずかしかなりません。小型機に近いため、主翼には細かいパーツが多いです。紛失しないように気を付けましょう。
 塗装  ★★☆ 機体の塗り分けが必要になります。ドアした部分から3mm幅にしたマスキングテープを活用しましょう。
 デカール   ★★☆ 長いデカールを使用するため、デカールが破れないように台紙からスライドさせられるかがポイントです。デカールの細い方から引っ張らず太い方から引っ張ってスライドさせましょう。



ボディー以外の部員の塗装と組立はB777の共通部品製作方法を参照下さい。



塗装作業

エアバス321 ANA プラモデルここからの作業は雨の日や湿気の多い場所では避けましょう。塗料の粒子が大きくなってしまい、完成度が下がってしまいます。ボディーが組みあがったらMr.サーフェイサー1000スプレーを全体に吹き付けます。サフェーサーとは下塗り剤でパーツの傷の発見や、塗料の食いつきを良くしてくれる効果があります。

続いて白を全体に吹き付けます。一度に分厚く塗ってしまうと、液だれや埃の付着につながるので薄く3、4回に分けて塗装します。ここからはエアブラシを使うのもお勧めです。

続いてマスキング作業に入りますがドアステップ下から4.5mm幅のマスキングテープを貼っていきます。

塗料の準備

 GSIクレオスMr.カラー番号  水性ホビーカラー番号  色名 COLLAR 
 1  H1 ホワイト(白)   WHITE
 8  H8  シルバー(銀)  SILVER
 28  H18  黒鉄色  STEEL
 47  H90  クリアーレッド  CLEAR RED
 61  H76  焼鉄色  BURNT IRON
 137  H77  タイヤブラック  TIRE BLACK
 315    ※グレーFS16440  

※ANA関連会社の方の情報だと、ANAの下部のグレーは少し緑がかっているので今回は、迷灰白色を使用しました。

塗装作業

グレーの塗り分けラインですが、ドアモールド下部から4.5mmのところで色分けを行うとデカールの位置も大体合います。ボーイング777の主翼付け根部分に色差しを行いますが、取扱い説明書にはこの部分の塗装説明がありません。考察用画像を参考にして下さい。

デカール貼り作業


エアバス321 ANA プラモデルデカールを貼り付ける部分にマークセッターをたっぷりと塗ります。水に浸したデカールを貼り付け位置に合わせて、台紙の方をスライドさせて貼っていきます。ぬるま湯を使うと早いというやり方も聞きますが、デカールが柔らかくなり破れやすくなるため、水を使っています。

仕上作業 完成画像

クリア塗装が完了したら。コックピット窓を装着して完成です。 写真はコックピット窓をデカールではなくシースルーで作った正面写真です。デカールを使用するよりも、この方が実物に顔の形状が近いです。

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ANAオフィシャルサイト




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