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ジオラマエンタープライズはリアルな情景模型作品を主に紹介しています。

ハセガワプラモデル 日本航空 B767の製作 B767 model plane

ONEWORLD

目次

  1. B767-300 ワンワールド特別塗装の製作
  2. B767-300ER

実機説明

ボーイング767-300は旅客機の名門ボーイング社が1980年代の旅客機を目標に、低燃費、低騒音、優れた離発着性能、最新型のアビオニクスの採用、快適性の向上などを設計の主眼とした、第4世代のジェット旅客機です。B767の特徴はセミセミワイドボディーの胴体で、エコノミークラスが2本の通路をはさんで2-3-2の7列となったのはB767が初めてです。このため機内は広く感じられ、使い勝手も良くなっています。主翼は新開発のアフト・loading翼型を採用、高速飛行時の抵抗減少をはかっています。コックピットは最新のエレクトロニクスを広範囲に使用、計器盤はカラーCRTを多用しています。この他、コンピューターによる操縦の自動化によりパイロットの負担を軽減しています。B767は当初-200を生産していましたが、航空需要の肥大化で、より多くの乗客を輸送する必要が出てきました。このためボーイング社が、767-200の胴体を5.6m延長して多くの乗客輸送を可能にしたのがB767-300型です。

ワンワールド特別塗装機の製作

ワンワールド特別塗装機を製作するには、専用のデカールが必要です。今回はデカール自体を自作しました。ONEWORLDの文字は1:200scaleで73oです。実機に換算すると14.6mになります。機種によってサイズが異なりますのでご注意下さい。B777-200ワンワールド特別塗装機資料はこちら。

デカール印刷用PDFファイル デジタル販売


JA8980 フライチームリンク
JA604J フライチームリンク

ワンワールド

BOEING767-300ER(日本航空)

B767-300 JAL プラモ製作収録されている機材ナンバーはJA654JとJA613Jです。番号デカールもあるため好きな機材ナンバーで作ることができます。鶴丸のロゴの直径は21mmのためB777と同じサイズです。B767-300とB767-300ERとの違いは機体下部の貨物室の扉の大きさが異なります。ERの方が大きいです。但しプラモデルのモールドはERになっていないので各自加工が必要です

B767-300 JAL プラモ製作
   実寸 1:200 
 垂直尾翼鶴丸ロゴ 直径 4.2m 21mm
 側面文字ロゴ長さ  16.6m 83o 

BOEING767 共通部品の組立・塗装

B767プラモデルB767プラモデルB767プラモデルB767プラモデル部品の紛失を防止するためにタイヤパーツのランナーを片方のみカットしてバリを削ります。多少値段が高くても、バリを切り出し時のパーツは破損防止の為に、プラモデル用 ランナーカット 超薄刃ニッパーを使用することをお勧めします。タイヤブラックを筆塗りで塗装します。丸くて細かいパーツの為本当にすぐ紛失しやすいです。タイヤブラックを乾燥している間にエンジン内部パーツの作業をします。ジャンボジェットは前輪にタイヤ2個、胴体後輪8個、主翼後輪8個と合計20個のタイヤが使用されています。根気強く作業しましょう。

ランナー状態画像
ランナー片側切取後画像
タイヤブラック塗装画像画像

B767プラモデルB767プラモデルハセガワ製B767のエンジンはランナーのつなぎ目部分がエンジンカバーに完全に隠れるので、ランナーに繋がったままで塗装が出来ます。まずシルバーを塗ります。次に焼き鉄色を塗りますが、P&W社の色分け部分のモールドは非常に薄いのでよくみながら作業をして下さい。
B767-300とB767-300ERとではエンジンが若干異なります。1枚目写真上(2枚目写真左)がP&W社製エンジンの噴射口。1枚目写真上(2枚目写真右)GE社製エンジンの噴射口です。

水性ホビーカラーを使いましたが、メタリック系の塗料は塗料の乗りも良く筆塗りでも十分綺麗に塗れます。 タイヤのタイヤブラックとエンジンパーツを乾燥中に機体の窓埋め作業を行うといいです。

ギヤの組立接着

エンジン部品の中でも紛失しやすいのと、付け間違いを犯しやすいのがエンジンの機体側にある気流安定化の突起です。画像のようにこの時点接着してしまえば、両エンジン共に向きを間違えることもなく部品の紛失も低減できます。
タイヤ接着の画像
メインギヤの組立画像

エンジン内部のパーツの塗料が乾燥したらエンジンファン、エンジンボディー左右、エンジン噴射口の順で接着しました。
エンジンの組立画像

オモリは油性黒マジックで黒く塗りつぶします。コックピット窓自体を塗装してデカールで表現と透明窓パーツを活かしてシースルーにするかの2パターンになります。シースルーにする場合は黒く塗ると完成時にリアルになります。
タイヤの塗料が乾燥したらギヤを組み立てていきます。特に後ろギアのカバーの向きを間違えやすいので取扱い説明書を確認して接着して下さい。

翼の製作


翼中央部のニュートラルグレー部分をマスキングし塗装します。主翼上部は接着して組む前でも塗装可能です。下面は組付けと接着をした後でなければ塗装出来ない構造です。

水平尾翼は2枚のパーツで構成されて上下を接着後に、塗装作業です。

ボディーの組立


B767プラモデルB767プラモデルB767プラモデル窓埋め部分のボディー裏面の0.5mm厚プラ板を接着します。流し込み接着剤をプラ板の接着面に塗るとプラ板が柔らかくなり、ボディー裏面に密着しやすくなります。 表面から窓の凹み部分へ瞬間接着剤を流し固まったらパテを充填します。溶きパテを使用する場合はヒケる(乾燥するとへこむ現象)ので出っ張る位盛ります。加工部分を実際の機材を元に考察しました。赤色部分が気を付ける所です。
機体窓埋め作業画像

ボディー組付け作業画像

ここからの作業は雨の日や湿気の多い場所では避けましょう。塗料の粒子が大きくなってしまい、完成度が下がってしまいます。ボディーが組みあがったら遮光のためにブラックサフェイサー1500を全体に吹き付けます。遮光、パーツの傷の発見、塗料の食いつきを良くしてくれる効果があります。垂直尾翼は内部からの光を透過させるためシルバーサフェイサーを塗りません。
垂直尾翼マスキング
ブラックサフェイサー吹き付け作業画像
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
続いて白を全体に吹き付けます。一度に分厚く塗ってしまうと、液だれや埃の付着につながるので薄く3、4回に分けて塗装します。ここからはエアブラシを使うのもお勧めです。

ホワイト吹き付け作業画像


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組立作業に入る前に

 GSIクレオスMr.カラー番号  水性ホビーカラー番号  色名 COLLAR 
H1 ホワイト(白)   WHITE
H8 シルバー(銀)  SILVER
28 H18  黒鉄色  STEEL
33 H12  つや消しブラック  FLAT BLACK
47 H90  クリアーレッド  CLEAR RED
50 H93  クリアーブルー   CLEAR BLUE
61 H76  焼鉄色  BURNT IRON
73 H57 エアクラフトグレー  AIRCRAFT GRAY
137 H77  タイヤブラック  TIRE BLACK
315    ※グレーFS16440  


クリア塗装が完了したら。コックピット窓を装着して完成です。 写真はコックピット窓をデカールを使用せずに製作した正面写真です。デカールを使用するよりも、この方が窓の光沢が実物に近いです。



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