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ジオラマエンタープライズは情景模型やリアル化素材を紹介しています。

JAL B777 ハセガワプラモデル1:200の製作

ここではハセガワ製200分の1サイズの旅客機プラモデルの中の、Boeing777のJALの製作方法をご紹介します。プラモデルの製作には時間が必要です。何機か製作した中で、どのような時に失敗するかなどを経験した上で、効率良くミスなく製作出来るように手順化してみました。
作業環境やお持ちの工具によって個人差があると思いますので、プラモデル製作方法の参考としてご覧頂ければ幸甚です。
  1. 実機説明
  2. B777-200の製作
  3. ワンワールド特別塗装機を製作する
  4. 新鶴丸を製作する
  5. プラモデルを入手する
  6. B777-300の製作

実機説明

ボーイング777は世界最大の双発機です。その大きさはボーイング747に迫り、装備するエンジンはプラット&ホイットニーPW4000、ジェネラル・エレクトリックGE90、ロールスロイストレント800といった推力34,000?〜38,000?級のエンジンが選ばれ、エンジンの太さはB737の胴体に匹敵します。また、ボーイングの旅客機としては初のデジタル・フライ・バイ・ワイヤを採用した機体です。しかし、エアバス機と違いコックピットには従来機と同様に操縦輪が残されていて、その違いは飛行可能領域保護に対する考え方にも出ています。エアバス機ではパイロットが飛行可能領域を超えようとすると操縦がキャンセルされるのに対し、B777では飛行可能領域を超えようとするパイロットの操作に操縦輪が重くなる等の警告は出ますが、無視すれば飛行可能領域を超過することができるのです。これは、あくまでもパイロットの決定を尊重するというボーイングの意思の表れとも取れます。その他にもB777には最新のアビオニクスが装備され、表示もB747-400でも使われたCRTディスプレイに代わりLCD(液晶)ディスプレイが使われています。機体の開発、生産には日本の航空業界も参画していて、全体の20%以上を日本で生産しています。また特筆する点として、B777は、開発段階からユーザーである航空会社が一緒になりユーザーフレンドリーな飛行機を造るという、「ワーキング・トゥゲザー」の精神から生まれた初めての飛行機です。
JALプラモデルこのページの先頭へ

B777-200の製作

ワンワールド機材を製作する

JAL(日本航空)はワンワールドという航空アライアンスに所属しています。ワンワールドデザイン機種があるのですが、JAL(日本航空)のワンワールド機は大変人気があります。ワンワールド機で白をベースとしている航空会社自体が少ないです。純粋に全体は白いのはJALのみだと記憶します。

ワンワールド デカールワンワールド デカール


群青色のワンワールドの文字と赤い鶴丸とのバランスが良くデザイン性が高いワンワールド機材を製作します。市販の旅客機模型でも絶版品となっているためプラモデルから製作しました。

月刊AIRLINEの2015年12月号のトリプルセブン大特集を参考に機材番号を調べました。
 B777-200  JA771J
 B777-200ER  JA708J

ワンワールド

ワンワールドのデカールは個人輸で入手するかデカールを自作するかの方法から選択することになります。

デカールを自作する

デカール用紙は白以外に透明用紙もあるので、入手時には注意が必要です。JAL機を製作するのであれば白い用紙か透明の用紙を使用しましょう。今回は透明デカール用紙を使用しました。
  1. データをダウンロードする
  2. インクジェットプリンテーでデカール用紙へ印刷する
  3. デカール用紙表面へクリアー塗装をする

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デカールの自作は難易度が高く敷居が高いものだと思っていましたが、エアブラシとコンプレッサーも手頃な価格で手に入るようになりましたので、是非とも挑戦してみてください。クリアースプレーでも作業は可能ですがエアブラシの方が塗膜を均等に薄く塗れる為、仕上がりが綺麗に仕上がります。最近は充電式エアブラシも製品化されてます。充電式エアブラシスペアバッテリー付きをお勧めします。
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難易度

作業内容 難易度  備考
組立  ★☆☆  窓埋め箇所も多くないです。
 塗装   ★☆☆  機体は白一色で塗り分けもありません。旅客機プラモデルビギナーでも不安なく作業できます。
 デカール   ★★☆  大きなでデカールがないので難しい作業はありません。oneworldの文字とドアを貼る順番を間違えないように注意して下さい。次の記事も参考にして下さい。
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JAL新鶴丸を製作する

難易度

作業内容 難易度  備考
成形・組立 ★☆☆  窓埋め箇所も多くないです。
塗装 ★☆☆ 機体は白一色で塗り分けもありません。旅客機プラモデルビギナーでも不安なく作業できます。
 デカール  ★☆☆ 大きなデカールがないので難しい作業はありません。JAPANAIRLINEの文字とドアを貼る順番を間違えないように注意して下さい。次の記事も参考にして下さい。

デカール貼り作業

JALデカールJALのデカール貼り作業ではJAPANAIRLINEの文字がL2ドアとR2ドと重なります。位置決めが非常に重要になります。画像を参考に位置決めをして下さい。B777-200とB777-300は位置が異なります。注意してください。

JALデカール位置JALデカール位置
23番と24番のデカールですが、機体に薄いモールドがあります。このモールドの位置を目安にデカールを貼ってください。
JALデカール位置
B777-200 の組立説明書のデカール貼り位置表記にエラーがあります。BOEING777‐200のロゴは写真にように最も後方ドアの後部下部分になります。

STARJET機を製作する

難易度

作業内容 難易度  備考
 成形・組立  ★☆☆  窓埋め箇所も多くないです。
 塗装   ★★☆ 機体の下で塗り分けが必要です。Rが小さい塗り分けなのでマスキングをテープをしっかりと貼りましょう。
 デカール   ★★☆ ストライプの機種部分が合わない場合があります。多少タッチアップ作業が必要です。
デカールハセガワ旅客機プラモデルのB777-200スタージェットのデカール内容です。機材番号はJA8981(愛称シリウス)とJA8982(愛称ベガ)です。予備のナンバーデカールは無いためこの二機種から選択して製作することになります。この当時の製品は飾り台用のデカールも収録されています。

プラモデルを入手する

ハセガワ 1/200 日本航空 B777-200 プラモデル 14 アマゾンでの検索

ハセガワ 1/200 日本航空 B777-200 プラモデル 14 楽天での検索

ハセガワ 1/200 日本航空 B777-200ER プラモデル 10801 楽天での検索  

塗料を用意する

 GSIクレオスMr.カラー番号  水性ホビーカラー番号  
 1 H1 ホワイト(白) 
 8 H8 シルバー(銀)
 28 H18 黒鉄色
 33 H12 つや消しブラック
 47 H90 クリアーレッド
 50 H93  クリアーブルー 
 61 H76 焼鉄色
 137 H77 タイヤブラック
 315   グレーFS16440
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製作する機材を考察する

B777-200

JALプラモデルJALデカールプラモデル製作の上で、どの機材で製作するかを先ず決めましょう。付属のデカールではJA772Jが作りやすいようになっていますが、数字のみのデカールもある為、お好きな機材を作ることが出来ます。で仕事で関わった機材、旅行で乗った機材など、人それぞれ様々な想いを形にしてみて下さい。機材によってはWifiアンテナなどの設置によりアンチコ(上部警告灯)の位置も異なります。


B777-200ER

ボーイング777-200ER(Extended Range)は、燃料タンクを増大し航続距離を延長した機体で、国際線で活躍しています。JALプラモデル 窓埋めJALプラモデル 窓埋め
付属のデカールではJA707Jが作りやすいようになっていますが、数字のみのデカールもある為、お好きな機材を作ることが出来ます。機材によってはWifiアンテナなどの設置によりアンチコ(上部警告灯)の位置も異なります。

上部警告灯の位置やWifiアンテナの位置を確認するには下記リンクが便利です。
フライチーム JAL B777-200リンク
JALオフィシャルサイト

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組立作業に入る前に

まずはパーツが全て入っているか取扱説明書と照らし合わせて確認してください。ボディーの組み付けも確認しましょう。万一欠品や不良部品があった場合はハセガワさんへ連絡すれば対応してくれます。プラモデルの製造工程でパーツに金型からの剥離剤(油)が付着しているので、中性洗剤で洗いよく乾燥させます。温風での乾燥は絶対に避けて下さい。プラ素材のため変形してしまいます。コストはかかりますが、ギャツビーなどのボディー拭きシートも使えます。塗料は予め用意しておきましょう。このページを印刷してホビーショップなどで探して頂くと便利です。

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塗装作業

B777主翼付け根部分主翼付け根部分の考察をしましょう。この部分は取扱い説明書に詳しく塗装の色の説明がありません。









BOEING777-300 JAL組立基礎編

はじめに

ここではハセガワ製200分の1サイズの旅客機プラモデルの中の、Boeing777-300のJALの製作方法をご紹介します。プラモデルの製作には時間が必要です。何機か製作した中で、どのような時に失敗するかなどを経験した上で、出来るだけ効率良くミスなく製作出来るように手順化してみました。作業環境やお持ちの工具によって個人差があると思いますので、プラモデル製作方法の参考としてご覧頂ければ幸甚です。

「製作する機材を考察する」

プラモデル製作の上で、どの機材で製作するかを先ず決めましょう。付属のデカールにはJA8941とJA8942が収録されていますが、数字のみのデカールもある為、お好きな機材を作ることが出来ます。仕事で関わった機材、旅行で乗った機材など、人それぞれ様々な想いを形にしてみて下さい。機材によってはWihiアンテナなどの設置によりアンチコ(上部警告灯)の位置も異なってきますので考察してから製作しましょう。

フライチーム JAL B777-300リンク
JALオフィシャルサイト

「組立作業に入る前に」

JALプラモJALデカール
1/200 日本航空 ボーイング777-300【10】 ハセガワ

「組立作業に入る前に」

 GSIクレオスMr.カラー番号  水性ホビーカラー番号  
 1 H1 ホワイト(白) 
 8 H8 シルバー(銀)
 28 H18  黒鉄色
 33 H12 つや消しブラック
 47 H90 クリアーレッド
 50 H93  クリアーブルー 
 61 H76 焼鉄色
 137 H77 タイヤブラック
 315   グレーFS16440

「デカール貼り作業」

JALデカールJALのデカール貼り作業ではJAPANAIRLINEの文字がL2ドアとR2ドと重なります。位置決めが非常に重要になります。画像を参考に位置決めをして下さい。B777-200とB777-300は位置が異なります。注意してください。
フライチーム JAL B777-300リンク
JALオフィシャルサイト

STARJET機を製作する

難易度

作業内容 難易度  備考
 成形・組立  ★☆☆  窓埋め箇所も多くないです。
 塗装   ★★☆ 機体の下で塗り分けが必要です。Rが小さい塗り分けなのでマスキングをテープをしっかりと貼りましょう。
 デカール   ★★☆ ストライプの機種部分が合わない場合があります。多少タッチアップ作業が必要です。
JALプラモデルデカールハセガワ旅客機プラモデルのB777-300スタージェットのデカール内容です。機材番号はJA8941(愛称レグルス)

動画はこちら



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