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ジオラマエンタープライズはリアルな情景模型作品を主に紹介しています。

ハセガワプラモデル1:200 ANA B777-300組立

ここではハセガワ製200分の1サイズの旅客機プラモデルの中の、Boeing777-300のANAの製作方法をご紹介します。プラモデルの製作には時間が必要です。何機か製作した中で、どのような時に失敗するかなどを経験した上で、出来るだけ効率良くミスなく製作出来るように手順化してみました。作業環境やお持ちの工具によって個人差があると思いますので、プラモデル製作方法の参考としてご覧頂ければ幸甚です。このサイトで紹介した作品はヤフーオークションへ出品していきます。是非ともご注目下さい。

プラモデルを入手する

ANA B777‐300 プラモデル

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塗料を用意する

 GSIクレオスMr.カラー番号  水性ホビーカラー番号  色名 COLLAR 
 1  H1 ホワイト(白)   WHITE
 8  H8  シルバー(銀)  SILVER
 13 H53  ニュートラルグレー  NEUTRAL GRAY 
 28  H18  黒鉄色  STEEL
 33  H12  つや消しブラック  FLAT BLACK
 47  H90  クリアーレッド  CLEAR RED
 50 H93  クリアーブルー   CLEAR BLUE
 61  H76  焼鉄色  BURNT IRON
 137  H77  タイヤブラック  TIRE BLACK
 315    ※グレーFS16440  

※タミヤのスカイグレーも実機に色が似ています。

製作する機材を考察する

プラモデル製作の上で、どの機材で製作するかを先ず決めましょう。B777-300に付属のデカールではJA753AがB777-300ERに付属のデカールではJA777Aが、作りやすいようになっていますが、数字のみのデカールもある為、お好きな機材を作ることが出来ます。
仕事で関わった機材、旅行で乗った機材など、人それぞれ様々な想いを形にしてみて下さい。機材によってはWifiアンテナなどの設置によりアンチコ(上部警告灯)の位置も異なったり、最近は車椅子可能トイレがあるため右サイドの窓配置が取扱い説明書と異なります。作る機材と時代を考察して行いましょう。リンク先やANAのホームページなど考察にご活用下さい。

フライチーム ANA B777-300リンク
ANAオフィシャルサイト

組立作業に入る前に

まずはパーツが全て入っているか取扱説明書と照らし合わせて確認してください。ボディーの組み付けも確認しましょう。万一欠品や不良部品があった場合はハセガワさんへ連絡すれば対応してくれます。プラモデルの製造工程でパーツに金型からの剥離剤(油)が付着しているので、中性洗剤で洗いよく乾燥させます。温風での乾燥は絶対に避けて下さい。プラ素材のため溶けてしまいます。コストはかかりますが、ギャツビーなどのボディー拭きシートも使えます。塗料は予め用意しておきましょう。このページを印刷してホビーショップなどで探して頂くと便利です。

BOEING777-300 ANA プラモデル組立


ボーイング777-300トリトンブルーを製作する

難易度

作業内容  難易度  備考
成形・組立 ★☆☆ 窓埋め箇所も多くありません。
塗装 ★★☆ 機体の塗り分けが必要になります。4.5mm幅にしたマスキングテープを活用しましょう。
デカール  ★★☆ 長いデカールを使用するため、いかに破れないように台紙からデカールをスライドさせるかがポイントです。デカールの細い方から引っ張らず太い方から引っ張ってスライドさせましょう。

ボディー以外の部品の塗装と組立はB777の共通部品製作方法を参照下さい。





ボディーの組立

ANAプラモデル
窓埋め部分のボディー裏面の0.5mm厚プラ板を接着します。流し込み接着剤をプラ板の接着面に塗るとプラ板が柔らかくなり、ボディー裏面に密着しやすくなります。 表面から窓の凹み部分へ瞬間接着剤を流し固まったらパテを充填します。溶きパテを使用する場合はヒケる(乾燥するとへこむ現象)ので出っ張る位盛ります。加工部分を実際の機材を元に考察しました。赤色部分が気を付ける所です。
フライチーム ANA B777-300リンク
ANAオフィシャルサイト


塗装作業

ここからの作業は雨の日や湿気の多い場所では避けましょう。塗料の粒子が大きくなってしまい、完成度が下がってしまいます。ボディーが組みあがったらMr.サーフェイサー1000スプレーを全体に吹き付けます。サフェーサーとは下塗り剤でパーツの傷の発見や、塗料の食いつきを良くしてくれる効果があります。

続いて白を全体に吹き付けます。一度に分厚く塗ってしまうと、液だれや埃の付着につながるので薄く3、4回に分けて塗装します。ここからはエアブラシを使うのもお勧めです。
グレーの塗り分けラインですが、ドアモールド下部から4.5mmのところで色分けを行うとデカールの位置も大体合います。ボーイング777の主翼付け根部分に色差しを行いますが、取扱い説明書にはこの部分の塗装説明がありません。考察用画像を参考にして下さい。



「翼の製作」

B777 プラモデルB777 プラモデル
翼中央部のニュートラルグレー部分をマスキングし塗装します。主翼上部は接着して組む前でも塗装可能です。下面は接着度組んだ後でなければ塗装出来ない構造です。
画像準備中画像準備中
尾翼は一枚のパーツで構成されている為、作業は塗装のみです。


デカール貼り作業

ANAプラモANAプラモ
ANA デカール位置デカールを貼り付ける部分にマークセッターをたっぷりと塗ります。水に浸したデカールを貼り付け位置に合わせて、台紙の方をスライドさせて貼っていきます。ぬるま湯を使うと早いというやり方も聞きますが、デカールが柔らかくなり破れやすくなるため、水を使っています。

仕上作業 完成画像

B777プラモデル 正面B777-300 ANA プラモデルクリア塗装が完了したら。コックピット窓を装着して完成です。 写真はコックピット窓をデカールではなくシースルーで作った正面写真です。デカールを使用するよりも、この方が実物に顔の形状が近いです。


ANAプラモデルANAプラモデルANAプラモデルハセガワ製200分の1サイズの旅客機プラモデルの中の、Boeing777-300のANAを改造してLEDが点灯・点滅するようにしました。

■常点灯
・垂直尾翼
・ランディングライト(前照灯)
・室内灯
・翼端灯
■1秒間隔点滅
・上部警告灯
・下部警告灯

「LEDとオウムの法則について」

LEDは電球と異なり、LED一つづつに対して必ず抵抗を接続する必要があります。
+電極⇒抵抗⇒LED⇒−電極 のようにLEDの一つのグループとします。
これを守らずに、例えば抵抗一つに対して並列にてLEDを2つ以上接続すると、LEDの個体差により徐々に片方のLEDのみが消耗して壊れます。そしてその影響で残りのLEDも壊れてしまうのです。


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