いま甘えていたのに急に立ち去ったり猫は無表情で気分屋のところがとても愛らしい動物です。
甘えたと思った瞬間に、撫でている最中に突然立ち去ってしまうことがあります。このような自由奔放な面が、猫の特徴です。猫は野生時代から単独で生きてきたため、犬のように集団生活をすることなく、常に自分のペースを大切にします。遊びたい時には遊び、甘えたい時には甘え、飽きたらすぐに去ってしまいます。こうしたツンデレのような一面も、猫の魅力の一つと言えるでしょう。
猫は自身の領域を確立し、安全を確保するために定期的に居住空間内を巡回します。彼らは周囲を見回し、見慣れない物体には自分のにおいをつけるマーキング行動を取ります。これは、猫同士の不必要な対立を回避し、お互いの領域を尊重し適切な距離を保つことで共存する意図があります。屋内飼育の猫にも、なおその領域意識が残り、他の猫が彼らの領域に入ると不快に感じることがあります。
猫は狩猟本能を持つ動物で、かつては獲物を狩って生計を立てていました。この本能は、飼い猫にも残っており、動くものを見ると自然に体が反応し、追いかける行動を取ります。ただし、室内飼いの猫は狩猟の機会に乏しいことが多いです。そのため、速く動くものや音を立てるおもちゃを使用して狩猟本能を刺激する遊びは、運動不足やストレス解消に非常に役立つ活動と言えます。
猫は毛づくろいによって体を清潔に保ち、排せつ後は砂にウンチやオシッコを埋めて隠します。これらの習性は、自身のにおいを消し、獲物や敵に気づかれないようにするためと考えられています。特にトイレに関しては神経質で、汚れた状態や気に入らない猫砂の場合、使用を避けることがよくあります。
猫は夜行性の生き物で、主に夜に活動します。昼間は大部分を睡眠に費やし、成猫は通常1日におよそ14~15時間、子猫は20時間近くも眠ることがあります。野生時代の猫は、狩り以外の時間を休息に充て、エネルギーを保持する戦略をとっていたと考えられています。しかし、実際に深い眠りに入るのはそのうちの約3~4時間程度です。獲物や危険を感じた際にすばやく反応できるよう、猫はうとうとしながらも警戒態勢を保ちます。
猫は人間よりも速いペースで歳を重ねます。生後1年から1年半で人間の成人相当に達し、その2年後からは年につき人間で言う4年分の経過を迎えると言われています。近年、飼い猫の寿命は延び、平均して約15歳まで生きることが一般的です。20歳を超える猫も珍しくありませんが、その間に飼い主の年齢を追い越す速度は変わりません。
猫の年齢を人間の年齢に換算すると、飼い主よりもずっと年上になることがあります。従って、猫が現在どのライフステージにあるのかを把握し、その年齢に応じた適切なケアを行うことが非常に重要です。飼い主にとって、猫はどれだけ歳を重ねても、常に可愛らしい存在であり続けることは間違いありません。
※食事はそれまで食べていたものを継続して与えていただくことをおすすめします。
子猫の成長初期では、キャットタワーや高いケージからの転落のリスクがあります。新しい仔猫を迎える際には、月齢に応じて必要な用具が異なります。無駄な買い物を避けるためにも、猫用ベッドなどを一度に揃えるのではなく、段階的に用意することがおすすめです。
動物は人間と異なり、国からの医療保険の適用はありません。したがって、高額な医療費が発生した際には、すべて飼い主が負担しなければなりません。こうした急な支出に対処するために、ペット保険が有効です。ただし、保険会社によって補償内容は異なるため、加入する前に各社の内容を比較検討することをおすすめします。
子猫の場合、室温は約27度が最適です。冬季にはエアコンを使ったり、電気毛布やホットカーペットなどを利用して暖かな寝床を提供することで適切な温度を保ちます(ただし、高温設定のホットカーペットは長時間使用する際に注意が必要です)。猫は30度を超えると熱中症になる可能性がありますので、夏季には熱中症に対して警戒が必要です。ただし、冷房にも留意が必要です。人間にとって適切な温度でも、猫にとっては寒すぎることがあります。エアコンの設定温度を上げて、猫ベッドに毛布などを加えると良いでしょう。四季を通じて、寒さや暑さが過度にならないような避難場所を確保することが大切です。
ほとんどの猫は水を嫌いますので、入浴やシャンプーはおすすめしません。もし汚れてしまった場合は、湿らせたタオルやノンアルコールのペット用ウェットティッシュを使用する方法があります。夏や冬の毛が抜ける時期には、ブラッシングを行うことで飲み込みやすい毛や室内での毛の舞いを軽減できます。
新しい猫が導入される際、既存の猫は通常、恐れや怒りの反応を示すことがあります。猫は群れの一員として生活するわけではなく、自身のテリトリーを守る本能が備わっています。もし新しく犬が導入される場合、猫側からは防御的な反応が見られることもあるでしょう。このような場合、先にいた猫(または犬)のストレスを最小限に抑えるよう配慮しましょう。また、お互いの相性が合わない場合も視野に入れ、新しい猫を迎える際には準備をしておくことが大切です。
新たな猫は、見知らぬ匂いや人、音に極度に緊張します。引き取られてから最初の数日間は、既存の猫に合わせるのではなく、新しい猫がリラックスできるようになるまで待つことが良いアプローチです。ただし、猫によって適応するまでの期間は異なるため、個別の猫のペースに合わせて時間をかけて進めることが重要です。
新しく迎えた猫をケージに入れ、トイレと水をセットした状態で、すべてを布やダンボールで覆って、先住猫から見えないようにします。この状態で、先住猫は新しい猫の臭いや物音に興味を示すことがあります。一部の場合では、威嚇の反応が見られることもあります。先住猫が興味を示す(威嚇しない)場合、入り口側の布やダンボールを外して、猫同士が顔を合わせないようにしつつも見られる状態にします。
両方の猫が怯えたり威嚇行動を示さない場合、同じ部屋の中で短時間、新しい猫を外に出してみることができます。ただし、この際は必ず飼い主がいる状態で行います。全てのステップは同じ部屋内で進行します。
もし温度調節可能な別室が利用可能であれば、新しい猫のための生活用品をまとめてその部屋に用意します。 リラックスした様子が見られるまで)、次の手順を試してみることができます:
・先住猫と新しい猫の使用している毛布などのアイテムを交換し、お互いの匂いを知らせます。
・扉を少し開けて、先住猫と新しい猫を対面させます。(必ず飼い主のいるときに)
・両方の猫が警戒や威嚇の行動を示さない場合、短時間だけ先住猫をその部屋に入れてみます。
これによって、猫同士の適応が進む可能性があります。
猫は言葉では不調や病状を伝えることができず、病気が進行してからの来院では回復が難しい場合もあります。 初期段階で治療に取り組むために、健康診断が必要です。若い猫は通常1年に1回、高齢期の猫(7歳以上)は半年に1回の健康診断が一般的です(個体差あるため、診断回数や内容はかかりつけの獣医師と詳細にご相談ください)。
屋外で過ごす猫は、先天的な異常や他の猫からの感染症のリスクもあるため、保護的に適切なタイミングで異常がないか確認することが重要です。
病気が早期に発見されれば、回復の安心が大きく、治療費も抑えられることがあります。これは猫だけでなく飼い主にも利益をもたらします。猫を飼う際には、ぜひ定期的な健康を診断を検討してください。
飼い始めてすぐの猫は緊張してご飯を食べないことがあります。このような時は、隠れられる、一人になれる環境を作ってあげて下さい。人の気配がない時にこっそり食べる場合があります。またウェットフードを人肌に温めると匂いが強くなり、食欲を刺激します。
食欲が無いのが緊張しているだけなのか、体調を崩しているのかを見極め、風邪症状等があればすぐに獣医師に相談して下さい。
新しく飼い始めた猫は、緊張から排泄を抑えてしまう事があります。 最初はトイレを隠れられる場所に配置してあげると良いです。 また、トイレ以外の場所に排泄の跡がないかどうかも確認して特に、排尿が1日以上見られない場合は注意が必要であり、このような場合はかかりつけの動物病院に相談しましょう。
一方、排便に関しては、最初の数日間は2、3日間便がないこともあります。 なお、食欲がある場合は2、3日間様子を見ても問題ないことが多いです。全くない場合は、早めに動物病院にご相談することが大切です。
新たに猫を飼い始める際、トイレの問題が発生することが起こります。また、トイレの形状や位置、砂のタイプが猫に合わないことも考えられるため、変更してみる価値があります。 複数の猫を飼っている場合は、トイレの数を増やしてみることも一つの方法です。
トイレで正しく排泄しているに、急にその習慣がなくなった場合、猫が多少のストレスを感じている可能性や病気が原因である可能性もあります。その場合、かかりつけの動物病院に相談してください。
猫のフードには、ドライフードは通常6~10%の水分を含んでおり、対照的に缶詰フードは通常68~78%と非常に高い水分を含んでいます。な水分を摂取し、飲む水量はほとんど見られません。
ただし、飲水量が少なく見えても、猫が元気で食欲旺盛であり、尿や便の健康状態が良好であれば、すぐに心配する必要はありません。 脱水症状があると、猫の起きている時間歯茎の乾燥、被毛の艶の低下、尿量の減少などが観察されることがあります。
これらの症状が観察される場合は、かかりつけの動物病院の挑戦をおすすめします。また、猫の好みに合わせて、冷たい水や少し進めた水、ぬるま湯、流れる水など、水の提供方法には個体差があることに留意しながら、猫の水分摂取を正しくサポートすることが大切です。