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ジオラマエンタープライズは情景模型やリアル化素材を提供するコンサルティング事業です。

高速道路の吹き流しのある情景 Nゲージサイズジオラマ

吹き流しとは

道路吹き流し高速道路を走っている時、「横風注意」という標識と一緒に、鯉のぼりのようなものが高速道路の脇に立っていることにお気づきでしょうか。これは、「ふき流し」と呼ばれ、風の向きや強さを目で判断するために設置されています。高速道路を運転していて、トンネルから出た途端に強い横風が吹いていたりすると、風にハンドルがとられてしまって事故につながりかねません。そこで、お客さまに風の強さをお知らせするため、橋の上やトンネルの出口など、風が通りやすいところには、この吹き流しが設置されています。こいのぼりと同じで、風が強ければ強いほど吹き流しは横になびき、風速10m/秒で概ね真横になびくようになります。ちなみに、風速10m/秒がどのくらいの強さが想像がつきますか?風速10m/秒は、走っている車が横風にあおられる感覚を受ける強さです。吹き流しが横に流れているのが見えたら、横風が吹いているという心構えをするとともに、ハンドルを今一度しっかりと握り、運転している車が流されないように注意しましょう。

ドラぷらE-NEXCOドライブプラザより抜粋

製作作品

高速道路の吹き流しをジオラマで表現してみました。ちょっとした素材ですが、実際は静止したジオラマの情景でも躍動感が生まれました。

高速道路吹き流しの実物の長さは2m。支柱側の円筒部分直径が0.75mです。
Nscaleにした場合長さ16.6mmと円筒部分の直径が6mmになります。支柱と吹き流しの付け根部分の長さは約1mなので支柱から吹き流しを合わせると3mになります。
標識の下部は最低でも5mと規定がありますので、支柱の長さは8m設定で製作しました。
横風注意の警戒標識は高速道路規定に基づき、高さ2.5m以上、サイズ一般道路の1.5倍となります。ワイヤー部分は0.3m真鍮線を使用しているため、角度を変えて風速の設定を変えることが出来ます。

製作方法紹介

吹き流しの製作方法を紹介します。ジオラマに設置するだけで、ジオラマに躍動感が生まれる良いアクセントになります。

  1. 高速道路吹き流しの実物の長さは2m。支柱側の円筒部分直径が0.75mです。長さ16.6mm 幅約24mm以上の縞模様の紙を作ります。
  2. 直径0.5mmのプラ丸棒の中心へ0.4mmの穴を空けます。
  3. 0.3mmの真鍮線を穴に通して吹き流しの先端側を折り曲げて抜けないようにします。道路吹き流し道路吹き流し道路吹き流し
  4. 塗装した直径1mm長さ53.3mmのプラ丸棒の片方の断面中心に0.4mm穴を深さ5mm程空けます。
  5. 高速道路での警戒標識は下部が高さ2.5m以上必要です。地上部分から1.66mm以上空けた部分に瞬間接着剤で標識を接着します。
  6. 吹き通しの真鍮線も折り曲げて瞬間接着剤にて1mmプラ丸棒に空けた穴に挿入して接着して完成です。道路吹き流し道路吹き流し道路吹き流し


真鍮線0.3mm(200mm 6本入)
TAMIYAプラ材 1mm丸棒(10本入)
TAMIYA極細ドリル刃セット
TAMIYA精密ピンバイス

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