鉄道模型には車両のみでなく、情景を引き立てるためのアクセサリーというものがあります。ストラクチャーとアクセアリーが混同してしまいやすいですが、アクセサリーはストラクチャーや情景に装着や設置するリアル化の小物のことをいいます。自動車、人形、小物類です。とても小さいものですが、アクセサリーを導入するだけで、情景にドラマが生まれるので大変お勧めなツールです。
車椅子対応レーン | 車椅子未対応レーン | |
1/12サイズ | 75mm | 45.83mm |
1/64サイズ | 14.06mm | 8.59o |
1/80サイズ | 11.25mm | 6.875o |
1/150サイズ | 6mm | 3.66mm |
1/220サイズ | 4.09mm | 2.5mm |
レイアウトやジオラマは建物、自然物、人工物を作って終わりにしていないでしょうか。ジオラマが完成したら是非とも人形の配置をお勧めします。人形を置くことでジオラマやレイアウトの中にストーリーが生まれます。ドイツのハンブルクにあるミニチュアワンダーランドでは87分の1サイズの大きなジオラマがありますが、光や動きのギミックのみではなく、人形によるドラマの演出や、笑えるジョークを入れて魅力を更に多くしています。人形は高価だと言われる方もいらっしゃいますが、最近は自分で塗装をするリーズナブルに入手出来る人形が、脇役黒ちゃんなどのガレージメーカーから発売されています。Nゲージ人形の大きさですが約150分の1サイズなので約11oです。
鉄道模型用の人形は色々なメーカーから製品化されていますが、塗装済の状態で良く出来ているのはKATO製の人形だと思います。顔の造形や服のシワなども表現されておりHOゲージの人形も顔負けです。デジタルカメラなどで拡大撮影をするようなシーンではKATO製の人形だと更にリアルになります。
トミーテック情景コレクションのTHE人間シリーズは種類が豊富で価格もリーズナブルです。服の色も様々なバリエーションがあります。情景ジオラマの世界でドラマを表現するのに最適な素材です。値段も手ごろなので肉眼で眺める分には十分なディテールです。
鉄道模型ジオラマや道路ジオラマには自動車を配置しましょう。昔は主にトミックスから幾つかの種類の自動車が販売されていました。現在はバスコレクション、トレックコレクション、カーコレクション、トレーラーコレクションの発売による多くの種類の車を入手可能になりました。ひと昔前は、トミックスからいくつかの自動車が販売されていた以外は、観光バスなどはグリーンマックスのキットを組み立てて表現する方法しかありませんでした。食玩メーカーから特殊車両なども製品化されています。
藤本サービス 1/150 Nジオコレクション 第1弾 特殊車輌 日立建機 テレスコピッククレーン 軌陸仕様 ZAXIS160LCT 橙色 単品
鉄道模型アクセサリーで絶大な人気があるのがトラックコレクションです。その理由としては付属するコンテナを入手する目的や、日本のどこを走っていても不自然ではありませんので、様々なレイアウトに置いても違和感がありません。あとは運送会社のデザインのバリエーションによって車両自体をコレクションして楽しむことが出来ます。
吊り下げ棒の長さ | 掲示板の長さ | ホーム天井への装着方法 | |
KATO近郊形 | 19mm | 28mm | 吊り下げ棒先端を突起状に研磨し差し込みが可能 |
KATO旧形 | 11mm | 24mm | 接着剤で装着 |
TOMIX形 | 11mm | 24mm | 接着剤で装着 |
材料 | プラボウ 平棒 1.0×1.0 (10本入) (プラ材) | プラボウ 平棒 1.0×4.0 (10本入) (プラ材) |
![]() 吊り下げ棒と掲示板を接着 |
![]() 塗装(吊り下げ棒→掲示板) |
![]() 上面までしっかりと塗装 |
![]() ステッカーを貼り完成 |
市販品にない島式ホーム両番線にかかる電光掲示板も自作で制作することができます。制作方法を紹介します。こちらで適用サイズステッカー入手できます。サイトにない路線は問い合わせフォーマットから問い合わせ可能です。
掲示板部分を4mm幅に並行に切り出すのが苦手な方は、プラ平棒 1.0×4.0 (10本入) (プラ材) が出ています。
@1mmプラ角棒
・19mm(先端を研磨して尖らせます。
・16mm(先端は尖らせない)
A4mm幅プラ板を14mmの長さに切り出し
B接着後、ダークグレー塗装
Cステッカーを貼り付け
市販品にない島式ホーム両番線にかかる番線標も自作で制作することができます。制作方法を紹介します。こちらで適用サイズステッカー入手できます。サイトにない路線は問い合わせフォーマットから問い合わせ可能です。
掲示板部分を4mm幅に並行に切り出すのが苦手な方は、エバーグリーン社から3.2mm幅1mm厚プラ平板が出ています。
製作方法は電光掲示板と同じです。使用する板の幅のみが変わります。
吊り下げ棒の長さ | 掲示板の長さ | ホーム天井への装着方法 | |
KATO近郊形 | 19mm | 36mm | 吊り下げ棒先端を突起状に研磨し差し込みが可能 |
KATO旧形 | 11mm | 24mm | 接着剤で装着 |
TOMIX形 | 11mm | 24mm | 接着剤で装着 |
材料 | プラボウ 平棒 1.0×1.0 (10本入) (プラ材) | プラボウ 平棒 1.0×3 .2 (10本入) (プラ材) |
市販メーカーホーム | 線路側支柱 | 内側支柱 | プレート高さ | プレート幅 |
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KATO近郊型島式ホーム ()は新幹線 |
19mm | − | 4mm(6mm) | 28mm |
KATO島式ホーム ()は新幹線 |
11mm | − | 4mm(6mm) | 23mm |
TOMIX島式ホーム近代型 ()は新幹線 |
11mm | − | 4mm(6mm) | 23mm |
TOMIX島式ホームローカル型 | 11mm | 4mm | 23mm | |
KATO近郊型対向式ホーム ()は新幹線 |
19mm | 19mm | 4mm(6mm) | 15mm |
KATO対向式ホーム ()は新幹線 |
11mm | 10mm | 4mm(6mm) | 13.5mm |
TOMIX対向式ホーム近代型 ()は新幹線 |
11mm | 10mm | 4mm(6mm) | 13.5mm |
国鉄時代の表示変更可能の発車標です。現在では電光掲示が当たり前になりましたが、当時は時計などに使われていたパタパタと動かして表示内容を変えていました。空港の時刻表にも使われていた技術です。最近の市販品では国鉄時代を表現するには素材が限られています。そこで自作で発車標を作ってみましょう。
プラ角材 5mm(四角)、プラ角材 2mm(四角)、プラスティック用接着剤、水性塗料 ステンレスシルバー
最近の時刻表はホームに設置しているケースが多いですが、KATO近郊形ホームと今後発売されるTOMIX都市型ホームのみでしか表現が出来ません。最近の時刻表は路線毎に違う路線カラーなども表現されているため、路線の特徴をリアルに再現できます。設置するだけで雰囲気が現代に一気に変わります。自作で時刻表を作ってみましょう。