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ジオラマエンタープライズは情景模型やリアル化素材を提供するコンサルティング事業です。

小田急5000形・5200形キット組立


最近は大手鉄道模型メーカーから完成品の小田急通勤車両が発売されています。しかし小田急通勤車はバリエーションが多くて市販完成品では入手できない車両があります。そのような車両はキットで製作してみましょう。ここでは小田急顔と言われている、人気の5000形、5200形の組立方法をご紹介します。

■完成品で製品化されている小田急通勤車
1000形・・・・・グリーンマックス
8000形・・・・・グリーンマックス、マイクロエース、トミーテック(鉄道コレクション)
9000形・・・・・マイクロエース
5000形・・・・・マイクロエース
2600形・・・・・マイクロエース
5200形・・・・・マイクロエース(ドア黒Hゴム、戸袋窓黒Hゴム)

製作する車両を決める
5200形ボディー組立
塗装作業
仕上げ作業
床下製作

製作する車両を決める

5200形

 1次編成  5251F 5251Fは1977年に落成されたので昭和57年(1977年)になっています。側面表示幕は、種別だけの表示でしたが、後に種別と行き先を両方表示するものに取り替えられました。 
 2次編成 5252Fと5253F
 3次編成 5254Fと5255F  側面表示幕は種別と行先を併記するタイプに変更されました。
 4次編成 5256F〜5258F  扉外側の柱部分に指挟み防止ゴムが設置されました。
 5次編成 5259F〜5262F  扉窓・戸袋窓のHゴムが廃止されて、押え金方式に変更されました。 
 6次編成 1981年増備の5263F〜5265F
 7次編成 5266F  どちらも1982年の6月までに入線。7月12日の箱根登山線直通急行の車両大型化のための増備車です。 
 8次編成 5267F〜5270F

5200形のドアの窓枠には、2種類あります。
白いHゴム、5200形の4次編成までに装備されましたが、5次編成以降は「押え金」に変更。5200形のうち、6両編成の車両が「押え金」です。この「押え金」は現在の8000形更新車で同様の物を見ることが出来ます。なお、2007年度に4連化された5200形(5255F、5256F、5258F)までは、白いタイプのHゴムで、5063Fと同様の物です。
白いHゴム…4連化された5200形
押え金…6両編成のみ存在

5200形は5000形の6両編成版で、厳密には4両編成も6両編成も5000形ですが、区別するため通称5200形と呼ばれています。

1999年度の更新車からデハ5400番台のパンタグラフを撤去
2000年度の更新車から前照灯がシールドビーム2灯式
2001年度の更新車からシングルアームパンタグラフ

5000形


5000形のドアの窓枠には、3種類あります。
黒いHゴムは、5000形第13編成(5063F)を除くすべての編成に装備されています。
黒いHゴム…5063Fを除く5000形全編成
白いHゴム…5063F
     
1次編成 5051F〜5054Fが1969年に登場  1〜2次車ともに非冷房で登場しましたが1971〜1972年にかけて冷房化され、1973年には全車両にスカート(排障器)を取り付けました。 
2次編成 5055F〜5058Fが1970年に登場
3次編成 1971年に5059F〜5062Fの編成が登場 3次車は小田急初の新製冷房車となりました。5060Fは電子警笛の実験を行いましたが、のちに撤去されました。1984年まで山側にベンチレーターが設置
4次編成 1976年に5063Fと5064Fの編成が登場  この4次車から正面の手すりが小型の物に変更されてます。
5次編成 1977年に5065Fの1編成だけが製造  56芯ジャンパ連結器が省略されたのでスカートの形状も違います。



5200形ボディー組立

実車案内

小田急5200形キット製作小田急5200形5次車以降
4小田急5200形5次車以降は戸袋窓がHゴムなしとなっています。もともとあるHゴムモールドを削るだけだと窓が小さすぎるので、鑢を使用して写真のように窓を少し広げる必要があります。
工程画像i 上が加工後、下は未加工







小田急5200形キット製作小田急5200形キット製作1999年以降の更新車は小田急9000形の先頭車から移植されたシールドビームが装着されています。ガレージメーカーからシールドビームパーツも製品化されていますが、入手が困難なためガントリングパーツから切り出して表現しました。





小田急5200形屋根表現

小田急線5200形の屋上を再現するには屋上機器の位置を各自で確定するところから始まります。

先頭車

クーラー位置
・裏面穴あけモールドBを利用
信号煙管
・モールド除去
・前面パーツ上面へ位置変更。KATOのASSYパーツなどを利用。

中間車


小田急5200形配管図クーラー位置
・図面に記載の寸法で基礎位置穴
配管(図面説明パイピング作業)
・青 山側太配管(0.3mm)
・黒 パンタ昇降空気管(0.2mm)(パンタ撤去車には不要)
・水色 海側太配管(0.3mm)
・赤 茶 細配管(0.2mm)

パイピング作業にはエッチングでできた割ピンが必要になります。小田急の配管は細い管と太い管が重なってたり、並んでいたりします。BONA製(N) P-002 割りピンセット は様々なタイプにピンが収録されているのでお勧めです。1セットだとすぐに使い切ってしまうので最低でも2セットは手元に置いとく事をお勧めします。

ラウンドハウス製タイプということで基本的にパーツは流用だと思いましたが車体は実車と違いもありません。屋上表現は忠実で、先頭車のアンテナ設置ボードも再現されています。先頭車の形状、運転台の表現、細いライトレンズが良く出来ていると感じました。

塗装作業

用意するもの
小田急線の鋼製車は扉にもストライプが入るため筆塗りでの塗装表現は難しいと感じました。
ストライプのロイヤルブルー塗料の入手が困難なため、今回は調色を必要となりましたのでエアブラシにて塗装しています。

エアブラシ塗装
グリーンマックスの、鉄道ビンカラー アイボリーA(小田急アイボリー)です。<br>
【主な使用例】・小田急通勤車 ・上田上半 ・神戸 ・一畑2100系下半 ・近鉄 ・阪急 ・クリーム10号流用可<br>【商品仕様】容量:18ml


グリーンマックス GREENMAX C-22 GM鉄道ビンカラー ブルーB(小田急ブルー) [GM ビンカラーC-22
グリーンマックスの、鉄道ビンカラー ブルーB(小田急ブルー)です。
【主な使用例】・小田急旧通勤車帯・東武8000系帯
【商品仕様】 容量:18ml
グリーンマツクス C-6 GM鉄道ビンカラー 青22号 [GM ビンカラーC-6]
グリーンマックスの、鉄道ビンカラー 青22号です。
【主な使用例】・JR通勤車 ・119系旧 ・旧2等青帯
【商品仕様】容量:18ml

スプレー塗装
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
[鉄道模型]グリーンマックス GREENMAX 6403 小田急通勤車インレタ(...
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マスキング作業
小田急5200形キット製作小田急5200形キット製作屋根部分をマスキングし、ロイヤルブルーで塗装します。
(青22号と小田急ブルーを2:1の割合で調色しました。)

ロイヤルブルーが乾燥したら幅2mmのストライプをマスキングし、小田急アイボリーで塗装します。

マスキングテープ剥がし
焦らずにしっかりと乾燥してからマスキングテープを剥がして下さい。

タッチアップ作業
前面貫通扉Hゴムをブラックで筆塗り
ドア靴擦は ガンダムマーカー プラモデル用が便利です。

小田急5200形ボディー 小田急5000形塗装仕上げ作業

ガラス部分表現

小田急5200形キット小田急5200形キット前面窓に市販のNゲージ車両の窓から合うものを使いはめ込みました。
今回はKATOのJR九州787系の窓を使用しています。
サイズ縦5.0mm 横4.7mm

客室窓透明プラ板切り出しサイズ
乗務員扉窓 長さ3mm 高さ8mm
最前部戸袋客室扉窓 長さ13mm 高さ8mm 
客室扉窓 長さ9.5mm 高さ
客室窓 長さ21mm 高さ8mm
客室窓妻面側  長さ10.5mm×高さ8mm
小田急5200形キットグリーンマックスキット組立による小田急5000形製作(小田急5200形製作)も終盤にさしかかりました。塗装やタッチアップが終了したので後に装着するパーツを接着していきます。
スカートを装着しました。TNカプラーを装備したため干渉しないように、ボディーへ直接スカートを接着しています。


小田急5200形キット小田急5200形キット小田急5200形キットライトレンズと貫通扉窓は紫外線硬化透明レジンを流し込んで表現しています。

窓表現後はエッチング製のワイパーパーツを接着します。瞬間接着剤を使用すると窓内部が白く曇ってしまう場合があるので木工ボンド又は透明ゴム系接着剤にてで接着します。

信号炎管を再現します。

ステッカー貼り
小田急5200形キット小田急女性専用車は小田原より先頭車に設定されています。ピンク色の女性専用車ステッカーを貼ると目立ってリアリティーが上がります。ステッカーは自作しステッカー貼り作業に入りました。?

OERプレートと車番はグリーンマックス GREENMAX 6403 小田急通勤車インレタ(銀) を使用しています。食いつきも良くとても使いやすいインレタです。

小田急5200形 小田急5000形床下組立


鉄道模型は完成品による市販品も販売されていますが、キットを塗装して組み立てるという楽しみもあります。マスキング作業や様々な工具を駆使して製作した車両が完成した時の感動はたまりません。キットは車両のみではなく建物(ストラクチャー)やアクセサリーなど沢山の種類があります。最近は塗装済みキットも販売されてるため組立作業のみを楽しむこともできます。


床下機器の資料を集める
小田急顔の通勤型電車は実車は全て廃車になっています。床下機器の配置についての資料がなかなか見当たりません。

■公式側(山側)は完成品の写真を参考
マイクロエースにて完成品の車両が販売されています。改良型は小田急監修だけあって実物と比較しても相違はあまりないので参考になると思います。

■非公式側は画像を見つけたらファイルへ保存
インターネットなどで画像を見つけ次第、すぐに見つかるようにファイルへ保存しましょう。

床板をベースとした下回りの組立
小田急5200形キット製作床下基礎になるパーツですが、そのまま金属重りを装着すると板がゆがんでしまいます。写真のように重りの留め具部分を気持ち(0.2mm程)やすりで研磨してから重りを接着することをお勧めします。GMキットの床下機器パーツはそのまま使うと実際の並びと大分イメージが異なります。よって画像のように並び替えます。


小田急5200形キット製作西武FS台車改造グリーンマックスにて部品として製品化されている小田急FS台車は小田急8000形のタイプのため、西武FS台車をベースに改造した台車を用意します。
左:GM小田急FS台車
中:GM西武FS台車
右:GM西武FS台車改造


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