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ジオラマエンタープライズは主にリアルな情景模型の作品と製作方法をご紹介いたします。

鉄道模型車輛のリアルを更にリアルに

鉄道模型は元々リアルにできていますが、製造工程の関係でどうしても手を入れられていない部分というのも生じてしまいます。そのような車両を更にリアルにするための情報です。車両のリアル化方法は様々ありますが、主にカプラーなどの部品交換、スミ入れ、ウエザリング、ディテールアップ用インレタ貼りなだどがあげられると思います。

  1. タッチアップによるデイテールアップ
  2. 室内灯を装備する
  3. 内装のデイテールアップ
  4. スミ入れによるデイテールアップ

タッチアップによるデイテールアップ

小田急8000形

小田急8000形小田急8000形
写真はグリーンマックス製の小田急8000形です。前面手すりが未塗装で実車とは異なります。
塗装をするにもどの色を使えば良いかがわからない方が多かったと思います。更新車は明るいストライプなので青22号 京浜東北線などで使われている色を使いました。
2枚目の写真は色差しした後のグリーンマックス製小田急8000形先頭部(更新車)です。

小田急8000形小田急8000形
未更新車の前面塗装前と塗装後の比較です。
未更新車に揃う色として使用したのは、グリーンマックスの鉄道カラーNO.22「ブルーB」です。


色差しした後の先頭部(未更新車)です。

KATO211系(旧製品)運転窓回りのディテールアップ

  1. 前面パーツ取り外し
    KATO製211系先頭車両の@屋根、A前面、B前面窓の順に取り外していきます。
  2. 前面窓回りの色差し
    前面窓を取り外したら前面窓縁部分を黒で塗装します。塗装はガンダムマーカーの黒で行うとやりやすいです。又は水性塗料で塗り半乾きの状態ではみ出した部分を削り取る方法があります。
  3. 写真が塗装前
  4. 塗装後です。A塗装後は顔にメリハリが出ました。
KATO211系

マイクロエースJR東海371系あさぎり

マイクロエースの371系特急電車ですが運転室がシースルーではなく運転室の表現もありません。、前面窓が大きい ので内部が目立たなくするためにブラックで塗装します。

  1. 塗装前の状態
  2. 車体を取り外して運転室部分をフラットブラックで塗装します。
  3. 塗装後の状態
371系あさぎり

トミックス東武特急運転室窓

東武特急スペーシア号をグレードアップしてみました。TOMIX製東武特急スペーシアですが、運転窓内部が白の成型色が見えており、上から見るとリアリティーに欠けるので色差してリアルにしました。 窓が大きく、個室(コンパートメント)もある模型車両なので、内装表現の効果は大きいです。

  1. 車体を取り外し、中に窓を止めるつめがあるので軽く押し出すだけで簡単に取り外せます。
  2. 油性ペン(黒)、又は塗料(ブラック)でタッチアップします。
  3. 窓パーツの取付(完成) 窓パーツは前(外)から押すだけで簡単にはまります。
    手前:手入れ前 奥:グレードアップ後
    上から眺めることの多い鉄道模型ではリアルさを増す効果が大きいです。
TOMIXスペーシア

室内灯を装備する

鉄道模型室内灯鉄道模型を走行させるのに夜の表現には鉄道模型室内灯の装備は欠かせません。テープLEDの市場への流通により、ガレージメーカーからも室内灯が発売され、鉄道模型の室内点灯化も手頃な価格で実現できるようになりました。

鉄道模型メーカーから発売されている室内灯は、他社製品との互換性はないため、鉄道模型車両メーカーと室内灯メーカーを合わせる必要があります。ガレージメーカーの室内灯を装備する際は、車両によってはハンダ付けなどの作業が必要な場合があります。
鉄道模型室内灯
KATOから発売されている室内灯は終電板による電気接続です。
TOMIXとマイクロエースから発売されている室内灯は終電バネによる電気接続です。

鉄道模型メーカーから発売の室内灯のメリットは加工がいらない点です。デメリットは室内灯の費用がガレージメーカーと比較すると高めであることです。

ガレージメーカーから発売されている室内灯のメリットは価格を抑える事が出来ます。デメリットは車両によってはハンダ付けなどの加工作業が必要になります。

内装のディテールアップ

近年の鉄道模型は室内成形品が実車のシートの色で成形されてるものが増えてきました。以前までの内装はクリーム色のプラスチック成形色がほとんどです。LED技術のおかげで照度が高い室内灯も製品化されてきました。そこで気軽に車内内装を表現出来るステッカーをご紹介致します。

スペーシア個室内装(コンパートメント)内装

  1. コンパートメントのシート、扉ステッカーを貼ります。
  2. 通路側の扉ステッカーを貼ります。
  3. ボディーを組付けます。
TOMIXスペーシア

ヘッドカバーの表現

  1. シートパーツの成形時の油分をとります。コンビニなどで売っている洗顔シートが便利です。シートへ一枚づつシートカバーステッカーを貼ります。水を吸い込ませてからピンセットなどで圧着します。
  2. シートにのっかっていたシールをピンセットなどを使ってシートへ圧着します。
  3. 車体組み付け後の車内を覗くと、ものすごくリアルになります。HOゲージ車両にも見えるくらいです。
TOMIXスペーシア

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E231系 E233系ベース 4ドア通勤形


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E231系 絵233系ベース 4ドア近郊形シート

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3ドアロングシート近郊形

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3ドア近郊形セミクロスシート


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4ドア通勤型 ロングシート


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スミ入れによるデイテールアップ

KATO伊豆急2100形リゾート21

KATO製のリゾート21ですが、ボディーの完全一体成型のため、リアル化をしてみました。考察をしたところKATOリゾート21は車番をみたところ二次車であることが分かりました。リゾート21の運転室は編成によってことなっていました。
KATOリゾート21KATOリゾート21KATOリゾート21
・艶なしのミディアムグレーにて屋根塗装
・列車無線アンテナ(小田急GMキットパーツとプラ板で自作)
・信号煙管(KATO E233系 ASSYパーツを接着)



バナースペース

ジオラマエンタープライズ

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