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リアルな模型を更にリアルにする為の技術を研究しています。。
リアルを更にリアルに
海沿いの単線区間モジュールレイアウト製作
鉄道模型ジオラマ レイアウト作品紹介
鉄道模型ジオラマ レイアウト作品紹介
伊豆急行線や紀勢本線のような海岸線沿いの単線区間の鉄道模型モジュールレイアウトです。
建物・レイアウト(ジオラマ)リアル化の素材のサイト
市販の製品を路線別表現をする駅名標ステッカーなどを販売しています。
鉄道模型レイアウト作成
▲200×600のボードへ厚さ30cmのスチレンボードを貼っていきます。後に10cmのプレートを乗せるのでスチレンボードは10cmの幅にしています。
▲貼り付けたスチレンボードの上に檜のプレートを乗せます。水に強い檜を今回も選びました。レールを置いてみて架線柱差込口とレールの位置決めを行いました。同時に板に傾きがないかも確認します。
▲スチレンボードにて山側と海側にスチレンボードを貼り付けていきます。隙間があると後でプラスターが流れてしまうので、なるべく隙間ができないように埋めていきます。
▲適当に山の形に近づけます。この作業は大雑把でかまいません。
▲ここで石垣や土砂崩れ防止策を貼り付けます。
▲プラスタークロスを隙間なく貼っていきます。今回はKATO製を使用しました。
▲プラスタークロスが乾いたらプラスターを盛っていきます。今回は色つき(茶)プラスターを使用しました。他にも緑など色々なカラーがあります。このプラスターは乾きが早く塗装の手間がないので便利です。
▲一晩置いて乾いたプラスターを塗装していきます。今回は伊豆急行の片瀬白浜以南の海沿いをイメージしたモジュールのためグレーに塗装しています。土砂崩れ防止のためにコンクリートで覆われている斜面が多いためです。
▲いかがでしょうか。まだ架線柱やウエザリングが未処理なのでリアルさがありあませんが、イメージに近くなってきました。
▲山の木々は近くはライケンや樹木キットを使用し、遠近感を出す予定です。
▲実際の伊豆急行の写真を調べたところ、線路のすぐに岸はなく、築堤があるので表現しました。
▲海の水面になる部分へブルーを塗ります。砂浜(石)の場所は木の色を残しています。
▲砂浜を表現できるプラスターを水を30%で割ります。
▲砂浜(石)部分にプラスターを塗っていきます。
伊豆急行線の海沿いの架線柱は2本足の単線用架線柱を自作します。
津川洋行製が形状が近いので、写真のように2種類を3組作成します。
架線柱が乾いたら、レイアウトに立ててみてパンタグラフに干渉しないかを確認します。
▲伊豆急行線はローカル線ですが、PC枕木のため、ユニトラック線路の枕木を塗装します。住居用水性塗料が塗りやすいです。
▲奥が塗装前 手前が塗装後です。大分最近の線路っぽくなりました。
▲コンクリートへウエザリングをしていきます。始めに茶色の塗料を水で薄めてまだらに塗ります。その後フラットブラックを塗って水で薄めて上下の動きで広げていきます。
▲ウエザリング後のコンクリートです。大分リアルになりました。
▲レールにバラストを散布し、ボンド水溶液で固定します。
▲列車も活き活きして見えます。続いては海側の作成をしていきます。
▲草木が生える部分を緑色で塗ります
▲レールに錆表現の茶色を塗ります
▲錆表現と同時に水性の茶色のカラーをバラストの中心へしみこませます。自然な感じの汚れたバラストを表現できます
▲薄めた洗剤水を霧吹きで吹きつけ築堤部分を湿らせます
▲湿らせた築堤にカラーパウダーとフォーリジを撒き、濃い目のボンド水溶液をたらして固着させます
▲乾燥したら余計なバラストやパウダーを掃除機で吸い取ります。海面にホコリやクズが入らないようにする大事な作業です。
▲今回使用したのはモーリン製海表現セット
▲塗料と3種類の溶剤が入っています
▲青く塗装した部分にグロスポリマーメディウムを塗っていきます。2mm位の厚みに塗ります。周りにマスキングをするのを忘れないようにしてください
▲塗り終わったら埃がかからないようにして1日置きます
▲海を表現する時のリアルさは岸壁と砂浜の境がくっきりしていないことが最低条件です。
砂浜を作る前に岸壁は塗装を完成させます。順序が逆だと砂浜に色が染みてしまいます。 今後、波を表現していきます。
▲ジェルメディウムを使用します。これは水面の波形を表現するものです
▲写真のように沖から浜へ向けて筆で波形を作ります
▲ジェルメディムが乾燥したらフレンテッドファイバーで波の泡を表現します
▲細筆で波を表現します。傾斜の緩い砂浜のため波は少なく小さいものを表現します
▲レール表面を研磨します
▲完成です
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