大区分 | 記号 | 意味 | 説明 | 2文字目の記号意味 積載重量記号 |
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有蓋貨車 | ワ | 有蓋車 | 箱型の車体の貨車。雨に濡れては困るものの輸送。積荷は米、肥料、酒など雑多である。一般的に木製の内張を有する。 記号はワゴン(Wagon)のワ |
文字なし・・・13トン以下 ム・・・14トン〜16トン ラ・・・17トン〜19トン サ・・・20トン〜24トン キ・・・25トン以上 |
テ | 鉄製有蓋車 | 内装を省略し、全体を鉄で作った有蓋車。袋詰めセメントなど発熱性、可燃性の高い物体の輸送に使われた。 記号は鉄のテ。 |
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ス | 鉄側有蓋車 | 内装を省略した有蓋車。鉄製有蓋車とは屋根が木製である点が異なる。元々木造車体が一般的だった頃に雨漏り防止のため木板部分を鉄板に置き換えた所、熱伝導率の違いで室内の温度変化が激しいという問題が発生し、積載貨物が限られるため一般有蓋車と区別するために制定。 記号はスチール(Steel:鉄鋼)のス。 |
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カ | 家禽車 | 籠に積んだ鶏の運搬用で、構造は家畜車の車内に棚を設けたようなもの。主に中京・東海圏で使用された。 記号はパルトリー(英:Poultry=家禽)のパ。 |
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ウ | 豚積車 | 豚など小動物輸送用に車内が二段式となっている家畜車。豚に餌や水を与えるために、添乗員室がある。家畜車から独立した形式。 記号は牛のウ。形式が分かれた当初は家畜車を「カ」から「ウ」に変更し、豚積車が「カ」となる予定であったが、家畜車のほうが豚積車より圧倒的に多かったため、形式を書き換える手間を考慮して豚積車に新記号「ウ」を用いた。豚の鳴き声(ブウブウ)で「ウ」になったという説と、「ヴタ」の「ヴ」からとったという説は誤り。 |
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ツ | 通風車 | 有蓋車の一種。木製時代はよろい戸のようなすかし張り(ルーバー)構造で、鋼製に移行後は車体一面に換気口を持つ。野菜や果物などを運ぶために使われた。 記号は通風のツ。 |
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ナ | 活魚車 | 魚を生きたまま輸送するための水槽を持った有蓋車の一種。 記号は魚(さかな)のナという説と生魚(なまざかな)のナという説がある。 |
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パ | 家禽車 | 牛やヤギなど大型動物輸送用の有蓋車の一種。車体がすかし張りとなっているため、通風車の代用として使用されることもあった。 記号は家畜のカ。 |
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ポ | 陶器車 | 陶器車(とうきしゃ)×(記号:ポ) 有蓋車の一種で陶器を運ぶための棚をもつ。 記号はポッテリー(英:Pottery=陶器)のポ。 |
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レ | 冷蔵車 | 冷蔵車(れいぞうしゃ)×(記号:レ) 屋根や壁面の断熱を強化し、密閉性を上げることで、定温輸送を可能とした有蓋車の一種。一部には、保冷用の氷を置く棚を有するものや、冷凍機・冷蔵機を装備したものもあった。鮮魚などの水揚げ地から東京や大阪などの大消費地への輸送に使われたが、大型トラックの冷凍車に太刀打ちできず、1980年代には全廃。 記号は冷蔵のレ。 |
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無蓋貨車 | ト | 無蓋車 | 砂利や木材などの雨に濡れてもかまわない積荷の積載用。一般的に側面にあおり戸を有するものが多い。 記号はトラック(Truck)のト。 |
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ク | 車運車 | 自動車などの車両を運ぶための貨車。最初の車運車は、昭和天皇即位時の儀装馬車を運ぶための妻面にも扉を有する有蓋車であった(その一部はのちに活魚車に改造された)。そして戦後、新車輸送用の無蓋車が製造されたが、当初は大物車に分類されていた。JR発足後は荷物を積んだトラックやトレーラーをそのまま積載するピギーバック輸送にも使用された。 記号は車のク。 |
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シ | 大物車 | 大型の変圧器などの重量の重いもの(数10 - 300トン程度)を運ぶための貨車。積荷の荷重を分散するために2軸および3軸以上のボギー台車を複数備える車両が多く、前後に2分割した車体で積荷を挟み込んで運搬するような車両もある。またシキ1000形など一部の形式を除けば、ほとんどが私有貨車である。 記号は旧称の重量物運搬車から重量(じゅうりょう)のシ。 |
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チ | 長物車 | 長物車(ながものしゃ)(記号:チ) 無蓋車の一種。特にレールや長い木材といった、長尺物の積荷を積載する。側面にあおり戸はなく(ただし積荷の転落防止用の棒が等間隔で立っている場合がある)、上面はフラット。黎明期のコンテナ車はこの種別に分類されていた。 記号はチンバー(英:Timber=材木)のチ。 |
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コ | コンテナ車 | コンテナを台枠上に固定して運ぶための無蓋車の一種。黎明期には長物車に分類されていた。 記号はコンテナ(Container)のコ。当初、記号「コ」は衡重車が使用していたが、名称と記号を変更することでコンテナ車に譲っている。 |
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リ | 土運車 | 土運車(どうんしゃ)×(記号:リ) 無蓋車の一種で砂利や砕石などを専用で運搬する。初期は無蓋車のアオリ戸高さが低いものが類別されていたが、のちに転倒式荷役が可能な車に置き換わる。 記号は砂利(じゃり)のリ。 |
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タンク貨車 | タ | タンク車 | 石油、バラ積みセメントなどの液体、粉状のものを運ぶタンク体を有する貨車。積荷の性質に合わせた構造、設備を持つものが多く、ほとんどが私有貨車である。 記号はタンク(英:Tank)のタ。 |
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ミ | 水運車・水槽車 | タンク車の一種。蒸気機関車が広く使われていた時代、水質の悪い地区の車両基地にボイラー用の水を輸送するために使われた。一部には、廃車となった蒸気機関車の炭水車を転用したものも存在した。特異な例として、特急「燕」を運行する際に東京 - 名古屋間を給水なしのノンストップで走破するための水槽車が用途廃止後に貨車に編入された(ミキ20。運行開始の1930年(昭和5年)10月から、静岡に給水を兼ねて停車するようになる1932年(昭和7年)3月まで、牽引機C51の次位に連結されていた)。当初は貨車の車種上も水槽車と称していたが、1953年(昭和28年)の称号改正において[1]水運車に改められた。記号は水のミ。 | ||
ホッパ貨車 | ホ | ホッパ車 | ホッパ車(ほっぱしゃ)(記号:ホ) 石炭以外の鉱石、砕石、セメント、あるいは小麦など、粒状のものを運搬する、漏斗状の車体構造をもつ貨車。一般営業用の他、線路道床へのバラスト撒布用の事業用車がある。 記号はホッパ(Hopper)のホ。 |
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セ | 石炭車 | 石炭車(せきたんしゃ)△(記号:セ) ホッパ車の一種だが日本ではこちらの方が先に制定された。石炭を運ぶ。ホッパ車代用で石灰石や甜菜を運ぶ場合もあった。 記号は石炭のセ。 |
種類 | 実際の長さ | Nゲージでの長さ | 20m級コキでの積載可能数 |
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12フィートコンテナ | 約3.66m | 約24.4mm | 5個 |
20フィートコンテナ | 約6.1m | 約40.67mm | 3個 |
31フィートコンテナ | 約9.5m | 約63.3mm | 2個 |
40フィートコンテナ | 約12.2m | 約81.33mm | 1個 |
貨物ターミナル駅を模型にするのはとても楽しいものです。貨物ターミナル独自の駅もあれば、在来線の駅に隣接しているところもあります。在来線旅客列車、貨物列車、機関車、トラック、フォークリフト、事業用自動車など様々な乗り物が登場する場面です。
コンテナターミナルでは線路が埋められており、コンテナ乗せ換え作業敷地がレールと同じ位の高さになっている所が多いです。この場合は3mm厚のスチレンボードやベニヤ板などで路面を嵩上げする必要があります。しかし全ての貨物ターミナル駅がこのようになっている訳でなく、例えば常磐線の土浦駅では線路がバラストの高さ分高いです。よってどちらが正解ということはないので、お好みで表現してみて下さい。
コンテナ貨物ターミナル作業敷地内では様々な事業用自動車が活躍しています。必須品といえばコンテナを積み下ろしするためのフォークリフトです。フォークリフトはKATOとTOMIXから製品化されています。藤本ホビーをいう会社も31フィートコンテナ用のフォークリフトを製品化した時がありました。40フィート海運コンテナの積み下ろしはトップリフターという車輛が活躍します。トップリフターはトミーテックから製品化されています。フォークリフトのみでなくコンテナ運搬用のトラックやトレーラーも配置してみましょう。
貨物ターミナル駅の架線ですがあっても無くても、どちらも誤りではありません。架線が無い貨物ターミナル駅では、切り離した貨車をディーゼル機関車によって構内移動をさせます。但し架線があるコンテナ積み降ろし線でも、架線の高さが高めに設定されていたり、作業中は架線の電流を止める所もあります。(写真:常磐瀬土浦駅のボックスで電流ON・OFFを切り替え) あとはコンテナ積み降ろし用のフォークリフトのリフト部分の上昇自体を機械的に制限をかけている所もあります。よって、お持ちの機関車や情景の設定に合わせて製作して見て下さい。
北海道地区 | DF200、(青函区間 EH800) |
東北筋 | EF81、EH500、EF510 |
上越筋 | EF64、EH200 |
中央筋 | EF64、EH200 |
北陸筋 | EF510 |
東海道筋 | EF64、EF65、EF66、EF210(300番台を除く) |
山陽筋 | EF64、EF65、EF66、EF200、EF210、DE10 |
山陰筋 | DD51、EF64(1000番台) |
四国地区 | EF65、EF210 |
九州地区 | EH500、ED76、EF81 |
e-mail dioramaenterprise@gmail.com