JR東海ファンの皆様、お待たせしました。御殿場線の桜の名所である山北駅近辺を作成してみました。KATOから313系も販売されますし、マイクロエースの371系、MODEMOの小田急20000系、115系、211系が良く似合うジオラマです。20m級車両が5両は展示できます。1時間に1本しかこない列車をひたすら待った思い出があります。今回のモジュールレイアウトは桜の名所で花見で賑わう山北近辺の風景を表現しました。
ジオラマ用ボードを作成しますが注意することがあります。248mmのレールが3本だと744mmの長さになりますが、購入したユニトラックレールによっては0.5mmほど短い場合があります。0.5mmでも3本だと2mm近く誤差になり、他のボードとつなげられなくなります。レールの長さに合わせてボードを作成することが重要です。レールと枠木が固定できたら、スチレンボードで丘の土台を作ります。架線柱差込口も固着します。
実際の山北近辺には線路脇の丘の上には道路が走っているので、プラスターを塗る前に木板で道路部分を作成します。石垣ポータルも同時に固定します。石垣ポータルはしっかりと固着させるために接着剤はケチらないことが重要です。
KATO製プラスタークロスを貼っていきます。石垣部分と木部分が乾燥後に離れないように、貼り付ける前に木工用ボンドを塗っておきます。
カラープラスターを塗ります。道路部分もグレーで塗装します。
今回は春を表現しますが、山北近辺はほとんどが草と花となり土肌は見えないので緑で塗装します。住居用水性ペイントは量が多く安いので便利です。
通電チェックとイメージチェックを同時に行います。丘が高すぎると雰囲気が全く変わってしまいます。計画していた通りに出来ました。
塗料が乾かないうちにカラーパーダーを撒くと作業が早いです。カラーパーダーが乾いたら、ターフを撒いていきます。JR東海エリアである目印で架線柱にはオレンジのストライプを入れます。これがあるとないとでは雰囲気が全く変わってしまいます。枕木はダークグレーで塗装します。石垣にはウエザリングを施します。
ガードレールを設置します。同時にレトラテープ(白 1mm幅)で白線を表現します。グリーンマックスの舗道セットのガードレールは裏側も表現されているので今回使用しました。
桜の木を表現するのに海外製品のターフを使用しました。わずかな量なのに1袋1,000円近くします。桜(綺麗な物)を表現するにはお金がかかりますね。樹木が完成したら差し込んでいきます。線路脇地方道の桜並木です。
待ちに待って来た、JR東海371系あさぎりです。ダブルデッカー横のJRマークが良いアクセントです。
橋の上に走って行って撮影した先頭車です。築堤は春らしく新しい草が生えてきて明るい緑です。
このあたりは木製枕木のためかゆったりとしたスピードで去っていきました。
富士山をバックに鉄道写真が撮れるので鉄道写真家にも人気の場所が、御殿場から足柄間です。御殿場足柄間の田園地帯をジオラマにしました。
御殿場線の御殿場・足柄間は迫力ある富士山と列車を撮影できる場所です。みなさん写真で必ず見たことある風景ではないでしょうか。富士山の風景画が合う、田園風景の単線区間を表現します。7両編成が余裕で展示出来るレイアウトにします。今回は新たに発売されたTOMIXのワイドファイントラックを使用しました。
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